今日は久しぶりに家飲みです。
カトレア ピノはまた次回にしまして…
今回はTOR トアーケンファミリーヴィンヤード
です。
自宅で保管していたので店頭に置いてあるものと
は少し違いますが。
トアーケンワード氏は、ベリンジャーに27年間
もいてワイン作りやマーケティングに携わってい
ました。
2001年に引退された後、奥様と単一畑のカベルネ
とシャルドネに特化したトアーケンワードファミ
リーヴィンヤードを設立しました。
ベリンジャー時代に培ったナパヴァレーコレクシ
ョンでナパ有数の畑から葡萄を調達しています。
こちらは裏ラベルに18バレルと記載されてますの
で、一番スタンダードな種類になりますが生産数
が少ないですね。
一口目から、果実味ぎっしり、酸もタンニンもバ
ランスが良く美味しい!
秋の夜にぴったり!
去年の秋、計画停電中のナパに訪れ、トアーケン
ワードさんとランチの予定だったレストランが閉
まっていて。
急遽お隣のレストランでハンバーガーとトアーの
ワインを堪能したのも楽しい思い出です。
決して、顔の大きさ順に並んでいる訳ではござい
ません。
この時は、トアーのトップキュヴェ、トカロンの
ヴィンテージ違いを試飲させていただきました。
コロナで換気が大切といわれていますが、バルコ
ニーなんかで夜風に吹かれながらワインを飲むと
素敵でしょうね。
今月はダックホーン リミテッド カベルネや、
新しく仕入れたラフォン ピノなど新しいワイン
も入荷しました。
HPのワインが気になって…とお買い求め頂くお
客様も多く、大変励みになっております(^-^)
今、ナパハイランズのリザーヴ、カトレア、
久しぶりにベッドロックのモンテロッソをキープ
しております。
またこちらでアップさせて頂きます。
とても長くなりましたが、ここまでお読みになっ
てくださった方は興味があるか嫌いな方のどちら
か!
お腹いっぱいな方はスルーされて下さい(^-^)
ワイン屋の特権で極上ワインを頂ける機会にも恵
まれます。
なので、おまけで(おまけなんて言葉はワインに
とても失礼で申し訳ないのですが)。
94年のハーラン。
素晴らしく美しい熟成をしていて、若いヴィンテ
ージにはない柔らかさ、奥ゆかしさの中に秘めた
力強さがあります。
93年、94年、95年を続けて頂く機会があったの
ですが94年はやはり別格です。
コルギンのカリアド2013。
若いヴィンテージは開くのにとても時間がかかる
印象です。
前回は当日のお昼に抜栓して夜20時頃頂きまし
たが、まだ固かった。
今回は前日お昼に抜栓、翌日20時頃頂きました
がパーフェクトでした。
コルギンはよくパフュームという言葉を使います
が、一瞬で葡萄畑?お花畑?につれていってくれ
ます。
まさにパフューム。
口に入れたら全ての味覚が喧嘩をせずに、体に染
み込んでいきます。
先程のハーランもですが飲み物ではなく、意志の
あるものと会話しているようです。
ワインという、こんなに素晴らしい存在と出会え
て本当に幸せな人生だなと改めて思えた時でし
た。
とてもとても長くなりましたが、皆さま秋の夜長
をお楽しみ下さい(^-^)